【もはや京大の定番】総長カレーとは?

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今や、京大のシンボルの一つとなった「総長カレー」
皆さん一度は食べたことはあるでしょうか?
今回はその総長カレーについて紹介したいと思います!

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総長カレーとは

今や、京大のレストラン「カンフォーラ」でも食べれる総長カレー
そもそも、なぜ総長という名前が付いているのでしょうか?
そこには、第二十四代京大総長である尾池和夫元総長と、当時の京大学生が深く関わっていました。

京大の学生達から「総長を身近に感じたい」という要望が出た。
地震学者で俳句が趣味の総長は、その温厚な風貌もあってかなり学生に人気なのだ。
そして、総長がカレー好きなことがわかり、「身近」なものとしてカレーが選ばれた。

京大の生協の店長と一緒に学生の意見を入れて15種類のカレーフェアをやった。その中で人気があるのを残したのがステーキカレーとなり、「カンフォーラ」で限定販売したところ人気で定番メニューとなった。

もともとは、京大生と総長との距離を縮めたい思いで始まったカレー、それがレトルト化し一般の人にも知られる事となる契機にはKBS京都の社長の存在があったのです。

KBS京都(同市上京区)の中澤隆司社長が総長カレーのファンになったのがきっかけで、京大生協と共同開発。香辛料やトマト、リンゴ、バナナを使い、京大生協カフェレストラン「カンフォーラ」で、同714円で提供している味を再現したという。

こうして、世の中に広く知られる事となった総長カレー。当初は年間5000食を売上目標としていたが、販売2週間強で初期生産の3000食が完売。2013年5月の段階では年間1億5000万円以上の売上を記録する超人気商品となったのです。

尾池総長の想い

こうして完成した総長カレーですが、その裏にはあまり知られていない総長の想いがありました。

研究や教育に興味のない人が京都大学の中をどうやったら見てくれるか。それでカレーを売り出してみたり、ビールを作ったり。

ただ総長が代わったら「総長カレー」はやりにくいだろう、ということで、これからも「総長カレー」の名を使えるように伝説を書き直したのです。日本人で初めてカレーを食べた京都大学の第六代総長、山川健次郎にちなんだカレーであると。

山川は日本で最初の物理の教授なのですけれども、若いときにアメリカに留学するために船に乗った。船酔いして気分が悪くなったのでしょうね。ご飯が食べたいと一生懸命メニューを探したところライスカレーというものがあったので、それを食べたらまずかった、と日記に書いてあるのです。とにかくライスカレーを日本人で初めて食べたのは第六代総長である、「総長カレー」という名前はそれでよかろうと。

こうして、尾池総長としては第六代総長にちなんだカレーとしたようです。
しかし世間では尾池総長プロデュースという事でまかり通っています笑

意外と知られていない鹿カレー

さて、総長カレーは今や広く人気となったのですが、以前は「鹿カレー」なるものも京大で販売されていました。
こちらはKBS京都とフランス料理シェフがタッグを組んで開発したもの。増えすぎた鹿肉の有効活用ということで開発・販売されています。

大学と人々との距離を短くした総長カレー

尾池総長は、もっと多くの人に京都大学の中を見てもらいたい想いをもって活動された総長だと思います。
その総長の想いと学生達の活動があってこそ生まれた総長カレー
研究成果ではすでに世間から定評のある京都大学、研究以外の側面からは今度は何を魅せてくれるのでしょうか?
今後の京都大学に注目です!

京大のセンス、ぎゅっと。SENSE KYOTO


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【参考】:総長カレー京大総長カレー、レトルトに京大「総長カレー」ネットでバカ売れ、半月で3000食が「完売」wikipedia「尾池和夫」尾池総長インタビュー「総長としての5年間を終えて」
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