社会問題に立ち向かえ!アフリカでソーシャルビジネスでの起業を目指す京大生!

標準

貧困問題、教育格差、環境破壊・・・。いつも問題だと叫ばれている反面、あまりに大きな問題なため私たちを無気力にしてしまう社会問題が、この世界には数多くあります。しかし、そんな社会問題を、本気で変えようと行動する数少ない人々がいます。それは、「社会起業家」。今回は、そんな社会起業家を本気で目指すある京大生からの投稿です。


こんにちは!

今回は、ソーシャルビジネスや社会起業家について学び実践する学生団体ASIC-Kyotoの代表をしています、京都大学理学部4年の相木悠一より、社会起業家という生き方についてお話できればと思います。

多くの問題を抱える私たちの社会

asic-kyoto-2

PHOTO : European University Institute

いきなりですが、昨年話題になったトマ・ピケティ氏をご存知でしょうか?

資本主義の発展とともに、経済的格差が拡大していくことを実証的に証明したフランスの経済学者ですね。ざっくり言うと、彼が主張したことは「資本主義は構造的に格差を生み出す」ということです。

ピケティが示した格差だけではありません。世界は様々な問題を抱えています。

貧困、テロ、教育格差、環境破壊、地球温暖化、少子高齢化、いじめ・・・

どれも複雑な事象がからみ合っており、抜本的な解決までの道は途方も無いように思えてきます。いつの時代にも問題は常に存在するから、諦めて忘れてしまえばよい。そんな声も聞こえてきそうです。

●解決を信じ社会を変える新たな生き方

asic-kyoto-3

PHOTO: University of Salford Press

しかし、そんな中でも、解決を信じ社会を変えつつある人達がいます。その筆頭が、2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏です。彼はマイクロクレジットという貧困者向けの小口融資の仕組みを作ることでバングラディシュの貧困削減に多大な貢献をしました。マイクロクレジットの考え方は、またたく間に世界に広がり、2011年末時点で世界には3700のマイクロファイナンス機関が生まれ、その顧客数は1億9500万人にのぼっています。

asic-kyoto-4

PHOTO: Michael Foley

なぜ、マイクロクレジットはこれほどまでに爆発的に広がったのか。その秘訣は、ビジネスの仕組みを取り入れたことにあります。従来の非営利団体と異なり、収益を創出する仕組みだからこそ、補助金や寄付に頼ることなく、持続性を持たせることができます。また、再投資による事業拡大や、新規参入のインセンティブに繋がり、結果的にこれほどまでに世界に広がりました。

このようにビジネスの仕組みを用いて社会問題を解決する人は、社会起業家(Social Entrepreneur)と呼ばれます。Entrepreneurとは、who pursuit the opportunity beyond the resource that they can controlと定義されることもあります。すなわち、社会起業家とは、社会問題の解決という一見不可能な夢を、信じ実現していく人」なのです。

●やり遂げたいことに出会った時に、踏み出せるかどうか。

asic-kyoto-9

PHOTO : DVIDSHUB

実は僕にも実現したいことがあります。それは、安定した“職”に就けず、先行きの不透明な生活を強いられているアフリカの人達に、安定と幸せをもたらす“職”を提供することです。そのために、今年の10月から4ヶ月ほど、アフリカで成功されている日本人起業家の元で修行する予定です。

人生80年の中で、「人生を通して、~~をやり遂げたい」だとか「こんな社会のままでは嫌だ」と思える出来事を誰もが経験するのではないかと思います。その時、たとえ不可能だと思われても、目指したい未来を実現するために踏み出す勇気を持てるかどうか。どちらに転ぶか次第で未来は大きく変わることでしょう。

誰もが社会起業家のように、一見不可能と思えるような社会問題解決を実現していく。そんな未来を僕は夢見ています。想像するだけで、ワクワクしませんか??

私達ASIC-Kyotoはそのような未来を実現していきます。

ASIC-KYOTO-6

4月24日(金) 2名の社会起業家を京都大学にお呼びして、イベントを開催します。今回お越しになる川口加奈さんは、14歳のころにホームレス問題に衝撃を受け、その後19歳でHomedoorという団体を設立されました。今では注目の社会起業家として様々な賞を受賞されています。

大学生活やキャリアを考える上でのヒントの詰まったイベントになると思いますので、ぜひご参加ください。

 【詳細はこちら!】:https://www.facebook.com/events/1390903371230224/

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!


日本にいると、なかなか気付けない社会問題。それでも、世界にはそんな問題が、目と鼻の先にいくつも転がっています。それに目を背けて生きて行くのか、正面から立ち向かって生きて行くのか。どちらが良いかという問題ではないです。ただ、後者の生き方を目指したい人がいるなら、将来の選択肢としての「社会起業家」は、大きな選択肢ではないでしょうか・・・?

998917_245339242316656_740990136_n

京大のセンス、ぎゅっと。SENSE KYOTO

【Special Thanks】:ASIC-Kyoto 代表 相木悠一さん

広告