【京大×アート】美術部・書道部 展覧会リポ

標準

「美術」「書道」といえば?

・夏休みの宿題(交通安全・文化祭のポスター、書初め)

・自由な表現といいつつ数値化されて渡される成績

など主に義務教育時代のあんまり思い出したくない事柄のためか、「苦手」「堅い」「自分とは関係ない」といったどちらかというとマイナスのイメージを持つ方も多いのではないかと思います。休みの日に展覧会?ちょっと気が重いなあ…

そんな皆様!京大美術部/書道部の、熱意と茶目っ気溢れる作品を見に行ってみませんか?


6/17~6/19に京大美術部の「夏展」、6/18~6/19に京大書道部の「第117回京都大学書道部初夏書展」が開催されました。

今回はそのはしごリポートです。

展覧会に行ってしばしば浮上するのが、「あまり詳しくないからどうやって鑑賞すればいいのか分からない!」という問題。それが、展覧会に行くのが気乗りしない理由の1つかもしれません。では一体どうすれば知識がなくとも展覧会を楽しむことができるのでしょうか?プロ・アマ、ジャンル問わず展覧会を見るのが大好きな筆者が僭越ながら自論を述べさせていただくと、

  1. 全部の作品を満遍なく見ようと思わない。でも気になった作品はじっくり時間を掛けて見る
  2. 近づいて見たり離れて見たりする
  3. キャプションを読むことで積極的に情報を取り入れる

この3点が大事なのではないかと思います。展覧会で困ったときには是非実践してみてください!

 

今回はweb上の記事なのでなかなか制約が大きいですが、作品の写真をじっくり見て頂きたいと思います。よくよく作品を眺めれば、作者のこだわりポイントが分かってきますよ!もういっそのこと筆者のコメントは読み飛ばしてもらって構いません(笑)

 

 

〈京大美術部「夏展」〉

場所はみやこめっせの美術工芸ギャラリー。照明のおしゃれな素敵な展示室でした!

☆IMG_3934 - コピー

「鰐の庭(わにのにわ)」

題名が効いています。じっと見つめていると、「あ、こんなところにこんなものが」といった発見があって楽しい作品です。

 

☆IMG_3942

「ヤマセミ」

配色が素敵です。ヤマセミの止まっている枝もテトリスのような模様になっています。部屋に飾っておきたい!

 

☆IMG_3930

これは「テーマ交換」という企画の展示で、各々が一人1つ画題を考え、それをランダムに割り当てて絵を描くというものです。例えば「人混み」「石」「悟り」「レトロ」など。皆さんならどんな絵を描きますか?

 

☆IMG_3951

ボールペン、水彩絵の具、油絵具、アクリル絵の具、CG…様々な画材を使ったバラエティ豊かな作品が並びます。

 

 

IMG_3939

 

 

〈京大書道部「初夏書展」〉

場所は建仁寺の西来院・禅居庵です。あの有名な「風神雷神図屏風」のある建仁寺ですよ!その敷地内にある庵を貸し切って行われていました。

☆IMG_3960

風情があって、書の展示にぴったりですね!

 

IMG_3957

「般若心経」

一見印刷かと思ってしまう端正さですが、もちろんそんなことはありません。これだけの分量の字を書くのはいくら書道部でも大変だろうと思いきやコメントカードによると「とても楽しく」「時が経つのを忘れ」てしまったそうです。凄すぎる。

 

☆IMG_3965

「らふぃおら」

〽何も正しくなんか無い 誇れないと投げ捨てた大切な想い失わないで(ゴールデンボンバー『らふぃおら』)

 

こんな楽し気な作品もありました!確かに歌の歌詞には素敵な言葉がたくさんありますよね。書初めも、好きな曲の歌詞のワンフレーズを書かせてくれたらいいのに。

(ちなみに「らふぃおら」とは”Life is all right”の略です)

 

☆IMG_3952

「無人島に持っていくならば?」

「音楽プレイヤー」「経口補水液OS-1」「卒業アルバム」「着替えと歯ブラシ」「梅干し、それも紀州のええやつ」…

このような自由な展示は学生の展覧会ならでは。

 

☆IMG_3962

作品の横にあるコメントカードが内容豊富でとても面白かったです。作品作りのどの部分が大変なのか、どういう気持ちで書いているのかが分かるので、書に詳しくなくても作品を楽しむことができました。

 


 

〈次回の展覧会〉

・美術部:「合同展」(京都学生美術部連盟(京都にある8つの大学から構成される美術系団体の合同連盟)主催)

…会期 8月26日~28日

…場所 みやこめっせ

・書道部:「冬樟展」

…会期 12月頃

…場所 建仁寺の西来院・禅居庵

 

 

以上、簡単ではありますが展覧会リポートでした!

 

大学生の作品展には、高校までの部活動の展覧会ともプロのアーティストのそれとも違う独特の見どころ、面白さがあるように思います。

皆様ぜひ次回の展覧会に足をお運びください!

 


文:おじゃまたくし

 

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