【人材研究所】人事のエキスパートに聞いた”京大生のここがもったいない!!”

標準

京大生には、秀でた才能がある。

 

確かにその通りです。我々京大生は自分たちの持つ能力を誇りに思っていいと思います。
しかし、はたしてその能力、社会に出てきちんと活かしきれているのでしょうか?

のべ2万人以上の学生を見てきた人事のエキスパートが語る京大生のちょっともったいないところとは!?


今回お話を伺ったのは、京大教育学部の卒業生であり、人事コンサルタントとして自らが設立した「人材研究所」の代表取締役社長を務める曽和利光さんです。なんとこれまで2万人を超える学生の面接を行ってきたとのこと。現在はその経験を活かし就活生のサポート活動も精力的に行っています。そんな人事の超エキスパートである元京大生だからわかる京大生のもったいないところとは一体!?

 

sowasan

(株)人材研究所 代表取締役社長 曽和 利光
リクルートで長年新卒採用の責任者として同社の最終面接官を務めてきた。
退社後、ライフネット生命など2社の人事責任者を歴任したのち、2011年に起業。
現在、人々の 可能性を開花させる場や組織を作るために、幅広く人事領域事業を展開中。
これまでに面接した学生は2万人を超える。

 

〇繋がりがなければ能力は活かせない!!

京大生は社会に出てからあまりつるまない、と曽和さんは語ります。もともと京大は自由の学風ということもあり、どちらかといえば個人主義、わざわざ誰かとつるむということをしない傾向にあります。その結果、京大は他大学に比べネットワーキング力が劣っており、そこが非常にもったいないそうです。人材採用とは世の中に散らばっている優秀な人材を探し出して、つながりを持たせることで新たな価値を生み出すこと、そんな仕事をしている曽和さんからすると、京大生はどうもポツンとしているそうです。京大生の個々の能力が高いのは事実ですが、京大生は少し能力を過信しすぎているとのこと。能力はただ持っているだけでは力を発揮できませんね。必要とする人に出会って、はじめて世に貢献することができるのです。

13903385550_b4bdb0c599_k

PHOTO BY Flazingo Photos

コネクションという言葉はあまりいいイメージを持たれないかもしれませんが、これが社会に出るにあたり、とても重要なことなんだそうです。優秀な才能を持った人たちが初めから信頼関係を築いておくことで、実際にチームとして動けるようになるまでのコミュニケーションコストを大幅に削減できる。その結果、強いチームが早く世に出やすくなるそうです。余談ですが、曽和さんが以前勤めていたリクルートには暴力的とも言えるほど強力なネットワークが存在しているらしく、さらに様々な事業に関わっているため、一部ではリクルートマフィアと呼ばれているとか・・・

京大にはそのような繋がりを作る機会が少ないのが問題だと曽和さんは仰っています。曽和さん曰く、ネットワークとは単なる知り合いのことではなく、その人と会って話すことでうれしく思ったり楽しくなったり、何らかの感情を伴った関係を指すらしいです。言い換えればそれは絆と呼ぶことができます。そうした絆は学生時代に最も築きやすいそうで、だからこそ学生時代に人と人が繋がれる機会がたくさん必要だと曽和さんは考えています。特に、社会に出るにあたり重要なのは縦の繋がりで、もっと大学が主体となってOB、OGさんと学生との繋がりを持たせる機会を作ってあげなければいけないと曽和さんは仰っていました。曽和さんの行う就活セミナーは、もちろん就活生への活動指南も目的の一つですが、曽和さんはセミナーを通じて社会人と学生が繋がることができるいい機会になってほしいと思っているそうです。

〇壁なんて存在しない!!

13604255104_30fc28ea4c_k

PHOTO BY jafaralshamma

しかし、近年はインターネットやSNS等の発展により、以前よりは繋がることが簡単になったのでは? と筆者が問うと曽和さんは、確かにそうだけど、根本的な問題はそこではないと仰いました。今は昔と比べ、簡単に人と人が繋がれるようになったのは事実ですが、だからといって以前は全く繋がることができなかったかというと、そうではなく、繋がろうと思えばいくらでも繋がることができたそうです。重要なのは繋がろうと思えるかどうか、その人に会うために一歩踏み出せるかどうかだ。曽和さんはそう語りました。近年は、twitterやfacebook等、ボタン一つで簡単に繋がりが生まれます。そのため、積極的に人と繋がろうと思える人はどんどん繋がりを築き、そうでない人は置いてきぼりにされてしまう。現代はそのつながりを持てる人と持てない人の差が顕在化しているだけだそうです。

では、繋がろうと思えない、一歩踏み出すことができない人はなぜ踏み出せないのか。それは、見えない壁がそこに存在しているからだそうです。しかし、そんな壁は本当は存在していなくて、世の中にあるように見える壁は全部自分が作り出しているだけだと曽和さんは語ります。つまり、人と繋がることに対して、高いハードルを設けてしまっているということです。特に、京大生は所謂コミュニケーション能力やソーシャルスキルがあまり高くないため、よりそういう傾向の人が多いのだとか。
夢を持てるかどうかは、自分がイケてると思う大人に出会えるかどうかが大きく関わっているとのこと。自分の持っている能力を世に活かすためだけでなく、自分自身の人生のためにもネットワークを築くことは大切なのです。

〇教育学部祭への想い

20151119_1085

 

そんな曽和さんは自身の出身である教育学部に特別な思い入れがあるそうです。曽和さん曰く、かつての教育学部は内気な性格の人、あるいは独立自尊な傾向にある人が多かったそうです。曽和さんも内気な学生の一人だったとのこと。そのため教育学部は学生に人と繋がれる機会を与えることが、他の学部よりも必要だったらしいです。そんな状況でNFと同時期に行われる教育学部祭はとてもいい存在だったそうです。

しかし、一度この教育学部祭が廃止されてしまったことがあったそうです。曽和さんが卒業してから4,5年経ち、NFのときにふと教育学部を訪れてみると、教育学部祭は行われていませんでした。これはいけない!と思い立った曽和さんはすぐに教育学部の同期の方たちと集まり、資金援助などの活動を始めたそうです。その結果、無事教育学部祭は復活し、現在もNFの目玉の一つとなっています。

曽和さんは、今の教育学部生に対して、この教育学部祭を単なるエンタメの一つとしてではなく、縦の繋がりを強めるためのツールとして存分に活用してほしいと仰っていました。

〇「ホンモノの人事がやってくる!模擬面接セミナー!」

さて、そんな曽和さん主催の18卒向けキャリアイベントが2月27日に開催されます。この記事を読んで気になった方は、ぜひ参加してみてください!!セミナーでは曽和さんをはじめ、第一線で活躍している社会人の方の本音を聞くことができますよ!!

452287_photo1

 

〈開催概要〉

◆日時:2月27日(月) 15:30~19:00 (19:30より懇親会)
◆プログラム
・15:00~ 受付開始
・15:30~ 曽和さんによるセミナー
就活を乗り越えるヒントを伝えます!
・17:00~ 模擬面接
京大OBOGをはじめとした人事・社会人が面接官役として模擬面接を行います!
・19:30~ 近くの居酒屋にて懇親会(※学生は参加費無料)
ざっくばらんな会で、普段はなかなか聞けないお話を聞けるチャンス。
複数の企業人事をはじめ第一線で活躍するビジネスパーソンと間近で話ができ、
建前ではなく本音を聞けると大好評。

◆持ち物:筆記用具(私服で結構です)

◆会場:京都大学 吉田キャンパス 総合研究2号館 第二講義室・第7演習室

お申し込みはこちらから→http://kokucheese.com/event/index/452287/


私たち京大生は勘違いしてしまいがちですが、京大のスローガンである「自由の学風」「自由」とは何からも縛られないという意味ではなく、好きなことを自ら進んで追求することができるという意味です。皆さんも面白いと思ったもの、気になった人に積極的にアプローチしていきましょう。その出会いが化学反応となって、また新たなオモシロいものを世に生み出すことができるかもしれませんね。

 

998917_245339242316656_740990136_n

京大のセンス、ぎゅっと。SENSE KYOTO

広告